1982年の西武ライオンズ(1982ねんのせいぶライオンズ)では、1982年の西武ライオンズにおける動向をまとめる。

この年の西武ライオンズは、広岡達朗監督の1年目のシーズンである。

概要

1978年からライオンズの指揮を執った根本陸夫前監督の勇退を受け、弱小だったヤクルトを初優勝に導いた広岡達朗が新監督に就任。コーチ陣はヤクルトで一緒だった森昌彦、佐藤孝夫、近藤昭仁に前年からコーチを務めている八木沢荘六だった。広岡新監督のもと、前期は優勝。後期は日本ハムに優勝を譲ったものの、貯金1の3位で終了。プレーオフは後期優勝の日本ハムを3勝1敗で破って、所沢移転後初のリーグ優勝(1963年以来19年ぶり6度目)を達成。さらにその勢いで中日との日本シリーズも制覇(1958年以来24年ぶり4度目)し、広岡監督はセ・パ両リーグの優勝監督となった。投手陣は不動のエース東尾修、2年目の杉本正、この年からリリーフに回った森繁和、松沼博久・松沼雅之兄弟、そして広岡の早稲田大学の後輩で6月に移籍の高橋直樹の活躍で、この6人でチーム68勝の大部分を稼いだ。打撃陣はチーム打率が.253と振るわなかったが、テリー・ウィットフィールドや田淵幸一などの活躍でリーグ3位の131本塁打を放った。

チーム成績

レギュラーシーズン

10月14日はプレーオフ第4戦(後述)。


*優勝はプレーオフで決定。2位以下はプレーオフの結果に関係なく勝率順で決定

プレーオフ

日本シリーズ

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回(130イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

打撃成績

  • 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

オールスターゲーム1982

  • 選出選手
  • 太字はファン投票による選出、取消線は出場辞退、▲は出場辞退選手発生による補充。

できごと

選手・スタッフ

表彰選手

ドラフト

出典


1988年 西武ライオンズ 19 YouTube

西武ライオンズ 1982 パ・リーグ優勝 YouTube

<1984年5月20日>冷酷な世代交代を決断。西武ライオンズの黄金期は明確にこの日から始まった 野球コラム

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1986年 西武ライオンズ 19 YouTube