拍子水温泉(ひょうしみずおんせん)は、大分県東国東郡姫島村にある温泉である。姫島七不思議の一つとされている。別名おはぐろ水、姫島拍子水温泉。
歴史
比売語曽神がお歯黒をつけた後、口をゆすごうとしたが水がなかったので、手拍子を打って祈ったところ、岩の間から湧き出した水が拍子水であると伝えられる。
温泉地
姫島の東北部から湧き出ている温泉。 併設された姫島村健康管理センターで入浴用に利用されており、源泉(約24.9℃)と源泉に温水を加えた温泉(41℃前後)の2種類を利用することができる。高血圧症、慢性皮膚病、慢性消化器病、神経痛、疲労回復等に効能があるとされ、また、飲用は、慢性消化器病、糖尿病、肝臓病等に効能があるとされる。
泉質
- 炭酸水素塩泉
溶存ガス成分として遊離炭酸が豊富で、源泉は多くの気泡と共に湧出する。源泉池の中にある湧出口まで橋が渡されているため、湧出口から直接掬って飲泉が可能。知覚試験では、無色・澄明・強炭酸味・中金気臭と評価されている。
アクセス
- 姫島港から約5.5km。車で10分、徒歩で50分、自転車(レンタサイクルなど)で30分程度。
脚注
外部リンク
- 拍子水温泉(姫島村健康管理センター) 姫島村
- 温泉 大分県 ひめしま
- 拍子水温泉(健康管理センター) 豊の国千年ロマン観光圏




