ジャレッド・マイケル・“スキップ”・シューマッカー(Jared Michael "Skip" Schumaker, 1980年2月3日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡トーランス出身の元プロ野球選手(二塁手、外野手)、野球指導者。右投左打。2023年からMLBのマイアミ・マーリンズで監督を務め、同年ナショナルリーグの最優秀監督に先取された。2024年9月27日退任。
経歴
プロ入りとカージナルス時代
2001年のMLBドラフト5巡目(全体164位)でセントルイス・カージナルスから指名され、プロ入り。
2005年6月8日のボストン・レッドソックス戦でメジャーデビューを果たした。
2007年、新人王の資格を持って臨んだ3年目で、88試合の出場で打率.333・出塁率.358・OPS.816の好成績を記録。特に7月には23試合の出場で打率.435・OPS1.177で、月間最優秀新人のライアン・ブラウンを上回っていた。
2008年は開幕から1番打者としてメジャーに定着し、初めて規定打席に到達した。153試合に出場で打率.302・出塁率.359・OPS.765の好成績を記録。7月26日のニューヨーク・メッツ戦で7打数6安打を記録し、球団史上では1935年9月5日のテリー・ムーア以来となる1試合6安打を記録。
カージナルスの外野はリック・アンキールとライアン・ラドウィックがレギュラーとして確定しており、それに加えクリス・ダンカンや有望株のコルビー・ラスムスがおり、過剰なため球団は1年契約が残るアダム・ケネディを解雇し、シューマッカーを2009年から二塁手として起用することに。
2009年も153試合の出場で打率.303・34二塁打・出塁率.364・OPS.757の好成績を記録し、カージナルスの球団最優秀選手賞であるダリル・カイル賞を受賞した。オフに年俸調停権を得たシューマッカーは、2010年の年俸として275万ドルを要求。これに対して球団側は145万ドルを提示したが、調停を避け2010年2月8日に2年470万ドルの契約に合意。
2011年のワールドシリーズではニック・プントとの併用で優勝に貢献した。
カージナルスには2012年まで8シーズン在籍した。カージナルスでの背番号は一貫して「55」であったが、この番号では球団史上最長である。
ドジャース時代
2012年12月11日にジェイク・レマーマンとのトレードで、ロサンゼルス・ドジャースへ移籍した。2013年は二塁手としてマーク・エリスの控えや外野のユーティリティプレイヤーとして125試合に出場した。オフの10月31日にFAとなった。
レッズ時代
2013年11月26日にシンシナティ・レッズと総額500万ドルの2年契約を結んだ。レッズには不動の正二塁手のブランドン・フィリップスがいるため、外野手としての出場の方が多かった。2015年オフの11月2日にFAとなった。
引退後
2016年2月9日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結ぶが、3月9日に現役引退を表明した。その後はパドレスのフロント入りし、球団職員(ベースボール・オペレーションと選手育成部門)を2年間務めた。
2018年シーズンからはパドレスの一塁コーチとなり、2年間務めた。2020年シーズンからは助監督に転任となる。
2021年オフにセントルイス・カージナルスのベンチコーチだったオリバー・マーモルが監督に昇格したことに伴い、シューマッカーがベンチコーチに就任した。
詳細情報
年度別打撃成績
年度別投手成績
年度別守備成績
- 投手守備
- 二塁守備
- 外野守備
背番号
- 55(2005年 - 2012年、2013年途中 - 同年終了、2015年)
- 3(2013年 - 同年途中)
- 25(2014年)
- 5(2018年)
- 56(2019年 - 2021)
記録
- ダリル・カイル賞:1回(2009年)
- 1試合6安打:1回(2008年7月26日)
- ワールドシリーズ優勝:1回(2011年)
脚注
関連項目
- メジャーリーグベースボールの選手一覧 S
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

![駿河屋 13264[ノーマル]:スキップ・シューメイカー(SEGA CARD GEN)](https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/g6405425.jpg)


