パーソナルラッシュ(Personal Rush、2001年3月18日 - 不明)は日本の競走馬、種牡馬。主な勝ち鞍に2004年のダービーグランプリ、2005年のダイオライト記念のほか、エルムステークスを2004年、2005年と2連覇した。
競走馬時代
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2003年9月27日、阪神競馬場での新馬戦でデビューし、1着。続く500万下条件戦5着のあと休養し、2004年3月に2勝目を挙げる。マーガレットステークス16着、端午ステークス11着と2戦連続二桁着順のち、中京競馬場のオープン特別昇竜ステークスで3勝目。ユニコーンステークス3着ののち、エルムステークスで古馬と初めて対戦し、ウインデュエルの追撃を振り切って重賞初制覇とした。続くダービーグランプリも2着トップオブワールドに9馬身差をつけてGI競走を手中にした。このあと、ローンスターパーク競馬場で開催のブリーダーズカップ・クラシックに遠征し、レースでは出遅れ気味も4番手から5番手に押し上げたが伸びず、ゴーストザッパーの6着に終わる。
帰国後は東京大賞典9着、2005年初戦予定の川崎記念は補欠1番手でそのまま出走できず、フェブラリーステークス12着と振るわなかったが、3月のダイオライト記念ではタイムパラドックスを2馬身差退けて重賞3勝目。休養を挟み出走のエルムステークスでは、ハナ差の接戦をものにして連覇達成、重賞4勝目を挙げた。その後は2006年のダイオライト記念とブリーダーズゴールドカップでの2着があったものの勝利がなく、2006年11月22日に中央競馬の登録を抹消。当初は川崎競馬場への移籍が報じられたが、のちに移籍先は大井競馬場・大山一男厩舎と報じられ、12月26日の能力検定試験はは大山一男厩舎所属として臨むも、その後に高橋三郎厩舎に再移籍し、移籍初戦の2007年の川崎記念以降は高橋三郎厩舎所属馬として出走。地方競馬時代も6着以下の成績を重ね、彩の国浦和記念でゲート内膠着により競走を中止し、その後は出走歴なく2009年2月10日に登録を抹消された。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.com、地方競馬全国協会およびEQUIBASEの情報および記載法に基づく。
種牡馬時代
引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬となり、後に大作ステーブルに移動。6年間の供用で血統登録頭数80頭、出走頭数はそのうちの73頭を記録した。2016年7月31日付で転売不明となり、その後の動向はは不明。
主な産駒
- 2010年産
- スマートアレンジ(ヴィーナススプリント)
- 2011年産
- オールラウンド(九州ダービー栄城賞)
血統表
- 半姉ヘヴンリーアドヴァイスの産駒にイイデケンシン(全日本2歳優駿)
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、スポーツナビ、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ、Racing Post
- パーソナルラッシュ(USA) - 競走馬のふるさと案内所



