Pacific Championship Series(パシフィックチャンピオンシップシリーズ、略称:PCS)は、アジア太平洋の『リーグ・オブ・レジェンド』のプロeスポーツリーグである。League of Legends Master Series(LMS)とLeague of Legends SEA Tour(LST)を統合し設立された。
レギュラーシーズンでは、台湾から5チーム、香港から1チーム、フィリピンから1チームが出場。レギュラーシーズンの順位に応じて全チームがグループステージに進み、上位6チームがプレーオフに進出し、日本の上位3チームとオセアニアの上位2チームが加わる。春季プレーオフの優勝チームがMid-Season Invitationalへ、夏季プレーオフの上位2チームがWorld Championshipへの出場権を得る。
概要
2019年9月25日、『リーグ・オブ・レジェンド』の開発元であるライアットゲームズと、東南アジア諸国と台湾向けのパブリッシャーであるGarenaが、League of Legends Master Series(LMS)とLeague of Legends SEA Tour(LST)を統合させた新リーグの計画を発表した。同年12月19日、Pacific Championship Series(PCS)の設立を発表し、出場する10チームの内、9チームを発表。2020年1月17日に10チーム目の出場チームが発表された。
2023年シーズンから、League of Legends Circuit Oceania(LCO)が国際大会の出場資格を得るため、PCSエコシステムに加入した。LCOは、Mid-Season InvitationalとWorld Championshipへ直接出場することができなくなり、PCSプレーオフに出場する形式となった。2024年シーズンから、League of Legends Japan League(LJL)もLCOと同様にPCSエコシステムに加入した。
2025年シーズンから、ティア1リーグとして「League of Legends Championship Pacific」が開幕。これにより、PCSがLJLとVCS同様のティア2リーグとなった。
試合方式
2024年シーズンまで
レギュラーシーズン
- グループステージ・前半
- 7チームが出場。
- シングルラウンドロビン、2戦先勝方式で試合を行う。
- 全チームがグループステージに進出。
- グループステージ・後半
- グループステージ前半の上位3チームがグループA、下位4チームがグループBに出場。
- グループAはダブルラウンドロビン、グループBはシングルラウンドロビンで2戦先勝方式でリーグ戦を行う。
- グループAの3チームとグループBの上位3チームがプレーオフに進出。
プレーオフ
- 11チーム(PCSレギュラーシーズンの上位6チーム、LJLプレーオフの上位3チーム、LCOプレーオフの上位2チーム)が出場。
- PCSレギュラーシーズンの上位2チームとLJLの優勝チームはステージ2に進出。
- 2ステージ制
- ステージ1:8チームが4チームずつ2つのグループに分かれ、ダブルエリミネーション方式で試合を行う。各グループの優勝チームと、準優勝チーム同士の試合で勝利したチームからなる3チームがステージ2に進出。
- 通常の試合は2戦先勝、準優勝チーム同士の試合のみ3戦先勝方式。
- ステージ2:6チームがダブルエリミネーション方式で試合を行う。
- PCSレギュラーシーズンの1位チームとLJLプレーオフの1位チームは2回戦から、それ以外は1回戦から参戦する。
- 全試合3戦先勝方式
- ステージ1:8チームが4チームずつ2つのグループに分かれ、ダブルエリミネーション方式で試合を行う。各グループの優勝チームと、準優勝チーム同士の試合で勝利したチームからなる3チームがステージ2に進出。
2025年度から
- スプリット1
- グループステージ:8チームが参加。
- 上位4チームがプレーオフ、下位2チームがPromotion&Relegationへ。
- 付与される出場資格
- 春季の優勝チームは、Mid-Season Invitationalへの出場権を獲得。
- 夏季の優勝チームと準優勝チームは、それぞれPCSの第1シードと第2シードとしてWorld Championshipへの出場権を獲得。
チーム一覧
2024年現在のレギュラーシーズンに出場しているチーム
結果
チーム別成績
PCSから撤退したチーム
国・地域別成績
脚注
注釈
出典
外部リンク
- 公式ウェブサイト



