アルトゥル・ノガ(Artur Noga、1988年5月2日 ‐ )は、ポーランド・ラチブシュ出身でハードルが専門の陸上競技選手。110mハードルの自己ベストは13秒26のポーランド記録保持者。2008年北京オリンピック男子110mハードルのファイナリスト(5位)である。
経歴
2006年8月に世界ジュニア選手権の男子110mハードル(99.0cm)に出場。準決勝を13秒43(-1.4)の大会記録で突破すると、決勝では準決勝のタイムを更に縮める13秒23( 1.5)の大会記録で優勝し、この種目ではポーランド勢初の金メダリストとなった。
2008年8月に北京オリンピックの男子110mハードルに出場。2次予選と準決勝をそれぞれ13秒36(0.0)と13秒34(-0.4)の自己ベストで突破し、この種目では1980年モスクワ大会で5位になったJan Pusty以来、28年ぶりにポーランド人ファイナリストとなった。決勝は13秒36( 0.1)で5位に入り、Jan Pustyと並ぶポーランド勢最高成績を記録した。
2012年7月1日にヨーロッパ選手権の男子110mハードル決勝で13秒27( 0.5)のポーランドタイ記録(当時)を樹立。Artur Kohutekが1997年と1998年にマークした記録に並ぶとともに、セルゲイ・シュベンコフ(13秒16)、ガーフィールド・ダリエン(13秒20)に次ぐ3位に入り銅メダルを獲得した。
2013年8月25日にワルシャワミーティング(Warsaw meeting)の男子110mハードルで13秒26( 0.2)のポーランド記録を樹立し、単独でのポーランド記録保持者となった。
自己ベスト
記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、 は追い風を意味する。
主要大会成績
備考欄の記録は当時のもの
脚注
外部リンク
- アルトゥル・ノガ - ワールドアスレティックスのプロフィール(英語)
- アルトゥル・ノガ - Olympedia(英語)
- アルトゥル・ノガ - ヨーロッパ陸上競技連盟のプロフィール(英語)




